90年代アニメで育ったアラサーは、永遠に90年代アニメが好きなのです。
こんにちは、Maryです！
2014年の夏、セーラームーンは新たなアニメシリーズ「Crystal」を開始しました。
90年代アニメをガッツリ見て育ったアラサーの皆さん、その時の本音はいかがだったでしょうか（笑）
やっぱり90年代アニメの方が好きだなぁって、思いませんでしたか？
そこで、セラムンオタのMaryが、なぜ未だに90年代アニメシリーズが人気なのかを解説します。
アラサー世代はもちろんのこと、Crystal世代の皆さんにも、セーラームーンを見なかったアラフォー世代にも、90年代アニメの良さを思いっきり感じていただきたいです。
是非最後まで読んでみてくださいね。
- 90年代アニメが人気である理由を知りたい方
- Crystalと異なる部分を知りたい方
- 90年代アニメにトライしてみたいと思っている方
セーラームーン90年代アニメが根強い人気を誇る４つの理由
①声優さんが豪華＆個性的＆演技が上手い！
90年代セーラームーンといえば、声優陣が超豪華！メインどころでいうと、こんな感じのラインナップです。
- 月野うさぎ：三石琴乃
- 水野亜美 ：久川綾
- 火野レイ ：富沢美智恵
- 木野まこと：篠原恵美
- 愛野美奈子：深見梨加
- 地場衛 ：古谷徹
- 天王はるか：緒方恵美
- 海王みちる：勝生真沙子
- 冥王せつな：川島千代子
- 土萠ほたる：皆口裕子
2020年2月現在、冥王せつな役の川島さんのみ引退されており、その他のキャストは今や全国区で売れっ子の声優さんです。（平均年齢は50代後半）
90年代というと、まだ20～30代だった声優さんも多かったのですが、年齢の割にはキャラクターの個性・セーラームーンの世界観にマッチした、深い演技力が出ていたと思います。
セーラームーンには泣けるシーンが数多くあるのですが、この声優さんたちの素晴らしい演技力があってこそ、感動的なシーンが生き生きとし、視聴者の胸に刺さってくると思うのです。
特に三石琴乃さん、富沢美智恵さん、緒方恵美さん、勝生真沙子さんは、声に個性があって、セーラームーンの世界観を大きく築き上げた人たちだと思っています。
実は敵役の声優さんも豪華で、名前の通っている方でいうとこんな感じ。
- 小野坂昌也（無印）
- 緑川光（R）
- 冬馬由美（R）
- 塩沢兼人（R）*1
- 天野由梨（R）
- 山崎和佳奈（R）
- 神谷明（S）
- 京田尚子（SS）
- 置鮎龍太郎（SS）
- 古川登志夫（SS）
- 石田彰（SS）
- 渡辺久美子（SS）
- 豊嶋真千子（SS）
- 井上喜久子（スターズ）
- 大谷育江（スターズ）
特にSSの敵役に置鮎さん、古川さん、石田さん（全員オネエ口調）を持ってくるとか、神としか思えない配役…（笑）
Rもすごいのですが、SS（スーパーズ）なだけに、声優さんがスーパー豪華すぎて毎度手を合わせて聞いています。
一方、Crystalに目を向けてみますと、正直声優さんの個性が少ないと思っています。
演技は上手いと思いますし、オーディションを潜り抜けた皆さんなので、素晴らしい方々なのでしょうが、どうしても主要４戦士（マーキュリー、マーズ、ジュピター、ヴィーナス）の声が全部同じに聞こえてしまうのです。
最近のトレンドでしょうか…これはセーラームーンに限らずですが、（特に）女性声優陣が、いわゆる「萌え系」に偏っているように感じます。本当にもったいないですよね。
そして唯一、90年代キャストで続投となった三石琴乃さん。
やはり年齢には勝てないのか、どうしても「10代のうさぎちゃん」の声には、無理があります。あの若い声を出すのが辛そうなんですよね。
アラサーは90年代の生き生きとした「等身大のうさぎちゃん」を知っているので、やっぱりCrystalの三石さんはちょっと受け付けられない感じがあります。
ということで総合的に見て、声優陣の個性・演技力が際立つ90年代アニメが、やはりスゴイと思っています。
②キャラクターにマッチした素敵な音楽たち
90年代アニメといえば変身シーンが特徴的ですよね。
主役のセーラームーンに加え、主要４戦士はオリジナルの変身テーマを持っています。
- マーキュリーは知性と爽やかさ
- マーズは情熱とカッコよさ
- ジュピターは孤高の力強さ
- ヴィーナスは美しさと華やかさ
それぞれの特長を感じさせるテーマソングなのです。
それから外部３戦士の「あの」変身シーン。そしてウラヌス・ネプチューン・プルートの登場テーマ。
アラサーの皆さん、いま頭に流れていますね？（笑）外部３戦士にぴったりじゃないですか？
内部戦士とは一味違った、少しオトナなイメージに仕上がっていて、やっぱり彼らの変身・登場シーンを見ると思わず手を止めたくなりますよね（笑）
さらに日常のシーンでも、うさぎちゃんの「おバカさ加減」がわかるBGMが盛りだくさん。
日常のどこかレトロでほんわか・のんびりする感じと戦闘シーン・変身シーンのメリハリが効いていて、視聴者を飽きさせない楽曲づくりをされていたのだなぁと思います。
ファンのみなさん、AmazonのCDページで視聴可能です！（笑）懐かしく感じますよ！
③キャラクターの変身シーンが健康的で爽やか
Crystalを見た時に一番違和感のあった部分、それは変身シーンです。
３期のデス・バスターズ編が特に顕著だと思っています。
音楽にメリハリがないということも一因ではあるのですが、それよりもキャラクターの体のラインを拾いすぎているところでしょうか。
最近の美少女アニメのトレンドは、バスト・ヒップラインを拾いがちな気がしてなりません。
高橋留美子先生の「うる星やつら」に出てくる主人公のラムちゃんが、美しいプロポーションで露出の高いビキニを着用しているのに、なぜか「いやらしくない健康的な女の子」として描かれているのは、有名な話です。
そう、80年代90年代のアニメは、露出が多いのに筋肉質で健康的なイメージなんです。セーラームーンの変身シーンもそんな感じ。
90年代アニメも、中学生にしては発達してるなと思うのですが、何だかいやらしくないのですよね。
でもCrystalは体のラインをガッツリ拾っていて、最近の美少女アニメのトレンドを窺わせる気がしました。
さすがの私もちょっと引いちゃいました（笑）
違うんだ…
そこらの美少女アニメとは
違うんだよ…！
と思いながらCrystalを見ていました（笑）
こんなことを書いて、アドセンスのポリシーに引っかからないか心配ですｗ
④くすっと笑える愛野美奈子の迷言が好き！
90年代アニメシリーズで有名な話と言えば、セーラーヴィーナスこと愛野美奈子の迷言。
無印の後半から登場した彼女は、誰よりも早くセーラーVとして活躍していたからこそ、「しっかり者」のイメージが定着していました。
ところがどっこい！
月野うさぎと肩を並べるくらいのおバカだったのです（笑）
彼女が登場してからというもの、おバカキャラが２人になってしまいました。けれど明確にうさぎと違う部分は「知ったかぶりのポジティブおバカ」なのです（笑）
うさぎちゃんは、そもそもお勉強しないので「ことわざ」を知らないのですが、美奈子ちゃんは何だか聞いたことのある「ことわざ」を、知ったかぶりで喋ってしまうのです。
例えば
「後悔先に立たず」は
「後悔さっきのたらこ」
破壊力抜群のセンスです（笑）おかげで、多くの人に笑いが届けられました。
90年代アニメは、こういったユーモアが至る所に散りばめられていて、戦闘シーンのシリアスさとのメリハリがついているのです。
たぶん、Crystalではこんな迷言は聞けないでしょう（笑）
セーラームーン90年代アニメが根強い人気を誇る４つの理由まとめ
いかがだったでしょうか？
セーラームーンCrystalは原作通りに進めているため、あまり戦士たちの日常は描かれておらず、シリアスな内容が多いのが特徴です。
もちろん余計な話がないので、Crystalが好きな方も多いと思います。
けれど、90年代アニメは１シリーズ１年がかりで描かれているため、その分楽しめる演出が多いと思うのです。
10や20代の方で、Crystalしかまだ見てないよ、という皆さん。
そして40代以上のセーラームーン世代ではなかった皆さん。
ぜひ一度、90年代セーラームーンの世界に足を踏み入れてみませんか？
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感想をお待ちしています！
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*1:2000年にお亡くなりになっています
