One Little Voice@元SEのフェアリーブログ(宇宙・星座・セラムン大好物)

HSPな英語学習者、元SEのMaryによる人生立て直しブログです。

【本レビュー】中島輝 著「大丈夫。そのつらい日々も光になる。」感想とレビュー

中島輝 大丈夫 そのつらい 日々も 光になる 自己肯定感 教科書

 

こんにちは!落ち込んだ時に本を読んで、元気を出しているMaryです。

 

私は今年の3月、

心理カウンセラーの中島輝先生が主催された

「HSPカウンセラーベーシック講座」に

行ってきました。

 

その会場で先生の著書を2冊購入。

そのうちの一冊はベストセラーとなった

「自己肯定感の教科書」。

 

そしてもう一冊が今日ご紹介する

「大丈夫。そのつらい日々も光になる。」です。

 

個人的には、自己肯定感の教科書よりも

こちらの書籍の方がインパクトがありました。

どんな内容なのか、詳しく解説していきます。 

 

この記事はこんな方におすすめ
  • 中島輝先生の「自己肯定感の教科書」を読んだ方
  • 心理カウンセラー中島輝先生の過去を知りたい方(興味のある方)
  • 今の自分を俯瞰してみたい方
  • 自分に向き合って人生を豊かにしていきたい方

 

※あくまでも個人の感想であり、皆さんに強要するものではありません。

※うつ病などの症状の重い方は、読まないでください。

 

 

 

 

中島輝「大丈夫。そのつらい日々も光になる。」は自伝的エッセイ

ひと言でいうと、この本は「自伝」です。

中島先生が幼少期から体験してきた出来事、

数々の病気にフォーカスしたエッセイです。

 

中島先生といえば、2019年2月に出版された「自己肯定感の教科書」が大ヒット。そして11月に発売されたばかりの「自己肯定感ノート」が有名ですよね。

2冊とも良作です。

 

けれど、この大ヒットした2冊の「裏側」はご存知ですか?

何の苦しみもなく、生まれたものではありません。

 

「大丈夫。そのつらい日々も光になる。」は中島輝先生のとんでもない人生史

中島先生は5歳のころ、育ての親に捨てられました。

 

本当のご両親は健在でしたが

自営業で忙しく構ってあげられないので、

近所に住む遠い親戚の家に預けられました。

 

本当のご両親のように

「パパ」「ママ」と慕っていた育ての親。

 

しかし、ある日「パパ」と「ママ」は

夜逃げしていなくなってしまいました。

5歳の子どもを残して。

 

そこから、中島先生の苦悩がスタートしたのです。

 

5歳で夜逃げを経験し、

先生は、大人を信用できない

子どもとなってしまいました。

 

「親を頼ってはいけない」

「大人は信用できない」

「人に弱さを見せてはいけない」

「感情を表に出すな」

 

しかし、ほんの小さな子どもには

自分に課した「誓約」が重すぎたのです。

 

自分に負荷をかければ掛けるほど

「何もできない」自分に苛立ち、

精神的に追い込まれ、様々な病気を呼んでしまいました。

 

双極性障害から始まり、

パニック障害、統合失調症、過呼吸、

円形脱毛症に、強迫性障害…

 

3月に中島先生の講座を初めて受けた日

「僕は目があまり見えないんです」と

仰っていました。おそらく、

ストレスで斜視も発症されたのでしょう。

 

5歳の夜逃げ体験から始まり、

35歳で病気を克服するまでの約30年。

中島先生は、光の見えないトンネルのなかで

呻き、苦しんだのです。

 

 

もし、あなたがこの立場だったら、どう感じますか?どんな人間になっていたと思いますか?

 

「大丈夫。そのつらい日々も光になる。」を読んで感じたこと(感想) 

その1:中島先生はこの経験で「構成されている」

中島輝 大丈夫 そのつらい 日々も 光になる 自己肯定感 教科書

 

家庭の状況が「健康」であれば…

育ての親が夜逃げしなければ…

中島先生は約30年もの間、

苦しまずに済んだでしょう。

 

きっと、ご家族の経営する

会社の後継ぎとして、愛されながら

順風満帆な生活を送っていたでしょうね。

 

けれど、私のように自己肯定感の低い人間や、HSP・アダルトチルドレンとして悩んでいる人、それから様々な精神疾患を抱えた人々の光にはなれなかったでしょう。

 

カウンセラーには2種類います。

  • 学問としてカウンセリングを修めた人
  • 様々な心の問題で苦しんだ過去を持っている人

 

もちろん、前者も数多く活躍されています。

必要としている人も多いでしょう。

けれど「つらい体験をしていない」から、

上辺だけのカウンセリングとなっている人が

多いのも事実です。

 

私も自己肯定感の低さや、

アダルトチルドレンとして苦しんでいるので、

何度もカウンセリングに行きました。

 

でもやはり、この苦しみを

本質から分かってくれるのは、

同じ経験をしてきた人だけでした。

 

もし、中島先生の30年がなかったら?

 

カウンセラー中島輝はこの世に存在せず、

自己肯定感という言葉も

こんなに世の中に普及しなかったでしょう。

 

その2:ここまで酷くないから、「私はラッキー」と思える

私はかなりネガティブ思考で

気分の浮き沈みも激しく

ストレスを感じやすい方です。

 

けれど、幸い大きな病気、

精神的な疾患に罹ることはありませんでした。

 

正直、今でも家族の問題は尽きないし、

エンパスで感受性が強く、体調を崩します。

自分の不甲斐なさ、何もできない自分に

何度もいら立ってしまいます。

 

けれど、中島先生のこの本を読んだら

「わたしなんか、全然取り返しがつく」

思えてしまうのです(笑)

 

住む家はあるし、ご飯は食べれる

大きな病気にはならないし、

私を心配してくれる友人もいる。

ランチにも英会話にも行くことが出来る。

 

あと20年くらい我慢すればきっと

家族の問題も解消するでしょう。

 

だから、ここまで酷くないから

頑張って人生開拓しようと思えました。

 

 

もちろん嫌なこともあるし、うまくいかない自分に嫌気がさして辛いこともありますが、中島先生よりも全然ラッキーと思えば(笑)

 

 

その3:人生の特効薬はない。手放し、そして受け入れるだけ。

実際にご本人を目の前にすると

本当に30年間辛い日々を過ごしてきたのか?

と疑いたくなるくらい元気です(笑)

 

今や全国各地を飛び回って

講座やセミナーをされているので、

外を出歩けなかった過去があるなんて

全く考えられません。

 

それは、中島先生が苦しんだ30年のなかで

答えを見つけたからです。

 

 

精神疾患や、トラウマ、アダルトチルドレンなどは、過去の人生・出来事が原因で作られる病気です。

 

苦しんいる人は

 

「早くこの病気が治ってほしい」

「自分らしく生きたい」

「過去を忘れてしまいたい」

 

そう願いながら生活しています。

 

けれど、過去の経験・出来事を恨んでも

あなたの発作や体の異変は治るでしょうか?

仕事に行けたり、家事をしたりできるでしょうか?

家族がいなくなったりするでしょうか?

 

答えはNoです。

 

恨んでも、あなたの体の症状は治りません。

恨んでも、嫌な人は遠ざかってくれません。

恨んでも、会社はつぶれません(笑)

 

病気を根本的に治す治療薬や特効薬はありません。

 

過去を手放し、

等身大の「いまの自分」を受け入れて初めて

状況が動き出すのです。

 

私も本当に人のせいにしたがりで(笑)

 

こんな家に生まれたから

職場には悪い人間しかいないから

お金がないから・・・

 

色んなこと・人・モノのせいにしてきました。

けれど状況は変わりませんでした。

 

他人やモノ・過去は変えられないから

自分と未来を変えるしか方法はない、

そう思うようになりました。

 

すると、少しずつではありますが

人生が動き出しました。

 

繰り返します。

心の課題を解決する「特効薬」はありません。

 

どんなに睡眠剤を飲んでも

不安を解消するお薬を飲んでも

それは症状を抑えるだけのものです。

 

あなたが「本当の自分」を

見つけてあげなければいけないのです。

 

それを理解するのにとても役に立った本でした。

 

その4:カウンセリング例が載っている

「本当の自分」を自分で見つける。

 

頭ではわかっているけど…

一人で全部解決するのは荷が重いですよね。

 

大丈夫。そんなときのためにカウンセラーがいます。

本当の自分を見つける手助けをしてくれます。

 

どんなカウンセリングが自分に必要なのか

症状ごとに、カウンセリング例が載っています。

カウンセラー探しに是非利用してみてください。

 

ちなみに過去の中島先生の

カウンセリングは実地型です(笑)

その人の悩みや特長に合わせて

カウンセリングスタイルを変えています。

 

マニュアル通りのカウンセラーに

「自分探しのお手伝い」はできないなと

思った瞬間です。

 

最後に 

ここまで、中島輝先生の著書「大丈夫。そのつらい日々も光になる。」の概要と個人的な思い・感想を書いてきました。

 

個人的には「自己肯定感の教科書」よりもドロドロした(笑)中島先生の過去を深く知ることが出来て良かったです。そして「中島先生が口だけのカウンセラーではない」ことを証明した著書だと思っています。

 

だいたい心理学の本を書く人って、良いことしか書かないじゃないですか(笑)過去の経歴を晒す人は、珍しいと思います。

 

「カウンセラーがなぜカウンセラーの道を選んだのか」

 

それは私たちカウンセリングを受ける側が、カウンセラーを選ぶときに非常に重要な情報となります。そういう意味で、この本は説得力がありました。

ご興味ある方はぜひ、読んでみてください。