この記事は移転しました。
自動的に新記事へ移動します。
移動しない場合はこちらをクリックしてください。
セーラームーンってどんな話なの?
地球に攻めてきた悪い敵と戦うストーリーなんだけど、これが結構深い!
1992~1996年に放送された、超人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」。
2020年のyoutube無料公開*1で、90年代のセーラームーンを初めて見た方も多いのではないでしょうか?
それでも、まだまだ90年代のアニメを知らない方も多いと思うんです。
そこで、特にセーラームーン初心者の方に向けて、90年代アニメ全5シリーズのあらすじ&解説をお届けします。
無料公開で無印~Sまで見た方は、ぜひ続編のSuperSとセーラースターズも見ていただけるよう、本記事で内容をサポートします(^_-)-☆
オタクの方は、一緒に振り返りましょうね(笑)
- セーラームーン世代じゃなかった人
- セーラームーンCrystalしか見たことのない人
- セーラームーン初心者の人
- youtube無料公開ではまった皆さん
- 私と同じオタクの人(笑)
ちゃんと読まなきゃ
「月にかわっておしおきよ!」
- 90年代セーラームーンアニメ基本情報の解説
- セーラームーン90年代アニメのシリーズ構成
- 美少女戦士セーラームーン(無印)のあらすじ
- 美少女戦士セーラームーンRのあらすじ
- 美少女戦士セーラームーンSのあらすじ
- 美少女戦士セーラームーンSuperSのあらすじ
- 美少女戦士セーラームーン セーラースターズのあらすじ
- 90年代セーラームーンアニメのあらすじまとめ
90年代セーラームーンアニメ基本情報の解説
アニメ「美少女戦士セーラームーン」は全部で5シリーズ。92年の放送開始から、毎年1シリーズずつ放映されています。1シリーズは40話前後で、シリーズ累計200話。
原作は武内直子先生で、月刊誌である「なかよし」に掲載されていました。
- セーラームーン:46話
- セーラームーンR:43話
- セーラームーンS:38話
- セーラームーンSuperS:39話
- セーラームーンセーラースターズ:34話
1992年「なかよし」2月号で原作が連載開始され、同時にアニメがはじまったので、ほぼ同時に原作とアニメが進んでいました。
その影響でキャラクターや敵の名前は同じですが、アニメではかなり演出変更されました。
90年代のアニメは「原作と異なる」と捉えてしまった方が良いです。
原作と違うので、90年代のアニメが苦手な人も結構いるんじゃないかな?
私は原作ももちろん好きですが、変身シーンを含めた、アニメの独特の雰囲気も大好きです。原作・アニメそれぞれに良いところがありますよ!
セーラームーン90年代アニメのシリーズ構成
90年代アニメの構成は、以下の通りです。
①シリーズ序盤
地球を侵略しようとする新たな敵が出てきて、主人公の「変身ブローチ」と「攻撃用スティック」がバージョンアップします。
※1シーズン目(以下、無印)はセーラー戦士たちの覚醒(仲間あつめ)が主軸
②シリーズ前半
主人公の仲間たちは、次々と現れる敵と戦っているうちに「変身アイテム」がバージョンアップしたり、新たな技を身に着けていきます。毎回出てくる敵は大体雑魚キャラで、話が進むと敵のリーダー格が出てきます。
③シリーズ後半
敵の正体や、地球侵略の目的が判明します。地球への侵略・破壊を防ぐためにセーラー戦士たちがリーダー格の敵と戦い、駆け回ります。
④シリーズ終盤
敵地に乗り込み、敵と対峙するも、圧倒的な力の差に苦しむセーラー戦士たち。今持つ力では敵の攻撃を防ぎきることが出来ないため、主人公セーラームーンが持つ「幻の銀水晶」で世界を救おうとします。
これを頭に入れて、アニメを見てみましょう!
美少女戦士セーラームーン(無印)のあらすじ
別名 :ダーク・キングダム編
放映期間 :1992年3月~93年2月
話数 :全46話
ラスボス :クイン・ベリル(クイン・メタリア)
セーラームーンアニメの第1シリーズ。
ある日、月からやってきた「三日月ハゲ」を持つ黒猫のルナを助けた、うさぎ。
ルナは突然うさぎの部屋にやってきて、「東京に妖魔があらわれた」と話し始めた!
戸惑いながら、ルナがくれたブローチを身に着け「ムーン・プリズムパワー・メイクアップ!」と叫ぶと、まさかのセーラームーンに変身!
ここから「月野うさぎ」はセーラームーンとして、次々現れる妖魔と戦うことになった!
その後、セーラーマーキュリー、セーラーマーズ、セーラージュピター、セーラーヴィーナスの4人の仲間と出会います。(いわゆる内部太陽系4戦士)。
彼女たちの使命は「月のプリンセス」を探し出し「幻の銀水晶」を手にすること。
幻の銀水晶をめぐり、セーラー戦士たちとダーク・キングダムの戦いがはじまります。
物語のポイントは「月のプリンセス」と「銀水晶」
セーラームーンたち5人の戦士が「月のプリンセス」と「幻の銀水晶」を探すために集結し、ダーク・キングダムと戦うことが物語の中心になっています。
幻の銀水晶を手に入れるためには、7つの「虹水晶」を手に入れる必要があり、シリーズ後半からは、虹水晶をめぐって、ダークキングダムと争います。
しかし物語の中盤で、実はセーラームーン(月野うさぎ)が月のプリンセス「プリンセス・セレニティ」であり、幻の銀水晶の持ち主であることが判明します。
また、セーラー戦士たちを助けていたタキシード仮面(地場衛)は、地球のプリンス「プリンス・エンディミオン」であり、セーラームーンとタキシード仮面が前世で恋人どうしだったことも描かれます。
また、セーラームーンの仲間である内部太陽系4戦士は、前世でプリンセス・セレニティの直接の護衛を任されていた戦士でした。
前世の記憶が戻ったあと、タキシード仮面はダークキングダムのクイン・ベリルに連れ去られ、洗脳を受けてしまいます。
無印だけは無料で見れます!
惜しくも、Youtubeの無料配信を見逃してしまった皆さん。
そしてもう一度セーラームーン(無印)を見たいな、と思っている皆さん。
U-NEXTなら、31日間無料でセーラームーン全話が試せます!
美少女戦士セーラームーンRのあらすじ
別名 :(前半)魔界樹編/(後半)ブラック・ムーン編
放映期間:1993年3月~94年3月
話数 :43話(前半13話/後半30話)
ラスボス:(前)エイル、アン/(後)ワイズマン
セーラームーンアニメの第2シリーズです。無印が高評価だったため、アニメの続編を作ることになりました。
しかし、この時すでに原作に追いついていたため、前半13話だけ「魔界樹編」というオリジナルストーリーが制作されました。
後半は原作と同じ「ブラック・ムーン編」を放送。「太陽系第10惑星ネメシス」から地球を攻めに来たブラック・ムーン一族と対決します。
物語のポイント:
①ブラック・ムーン編から、未来と現在が交錯するストーリー展開となります。
舞台はうさぎ達が生活する20世紀の東京と、未来のセーラームーンである「ネオ・クイーンセレニティ」が統治する30世紀のクリスタル・トーキョー。未来のセーラームーンの娘がちびうさ(うさぎ・スモールレディ)です。
20世紀のセーラームーン、30世紀のネオ・クイーン・セレニティそれぞれが幻の銀水晶を持っています。ブラック・ムーン一族に30世紀のクリスタル・トーキョーが破壊され、ネオ・クイーンセレニティが封印されてしまったので、それを助けにいくという内容です。
②ブラック・ムーン編からセーラープルートが登場します。セーラープルートは時空の扉の番人であり、そこから動かぬようきつく命令されています。20世紀のセーラームーンたちが30世紀へ行くときに出会います。
美少女戦士セーラームーンSのあらすじ
別名 :デス・バスターズ編
放映期間:1994年3月~95年2月
話数 :38話
ラスボス:ミストレス9(沈黙のメシア)/マスターファラオ90
セーラームーン第3シリーズは、デス・バスターズ編。「沈黙のメシア」がキーワードとなっています。タウ星系の母星を失った「マスターファラオ90」がミストレス9やデス・バスターズを引き連れて、地球を乗っ取りに来るというお話。
うさぎ達は中学3年生への進学しますので、アニメの日常シーンでは、度々高校受験の話が出てきます。
このシリーズではプルート以外の残りの戦士が登場。シリーズ序盤で「セーラーウラヌス」と「セーラーネプチューン」、シリーズ終盤で「セーラーサターン」が登場します。前作Rで出てきた「ちびうさ」も再度20世紀に登場し、未来の月の戦士「セーラーちびムーン」に変身します。
物語のポイント:
①第3シリーズで特筆すべきなのは、やはり「セーラーウラヌス」「セーラーネプチューン」コンビ。そして、第2作で登場した「セーラープルート」です。
この3人は、無印から登場している内部太陽系戦士(マーキュリー、マーズ、ジュピター、ヴィーナス)と区別され、「外部太陽系戦士」と呼ばれています。
太陽系の外からの侵入者を防ぐために、内部戦士(セーラームーンの護衛)よりも強い力を持っていました。
②敵は「タリスマン」と呼ばれる特別な力を持った、3つの道具を探しています。その3つの道具をそろえると、やがて「聖杯」が出現すると言われています。
その聖杯が悪い者(デス・バスターズ)に渡ると、地球が滅んでしまい、良い者に渡ると地球が救われると伝わっています。
そのタリスマンはピュアな心の持ち主に宿ると言われており、そこで敵は心の結晶を抜き取っていきます。誰の心の結晶を抜き取るかは、敵のコンピュータで検索したり、好みの人間をテレビや雑誌から見つけたりするようです(笑)
心の結晶を抜き取られた人は、青ざめて息絶え絶えになります。
美少女戦士セーラームーンSuperSのあらすじ
別名 :デッド・ムーン編
放映期間:1995年3月~96年3月
話数 :39話
ラスボス:ネヘレニア
セーラームーン第4シリーズは、デッド・ムーン編。
引き続きうさぎ達は中学3年の受験生です。
皆既日食の起こった日、謎のサーカス団が登場。そしてこの日を境に、新たな敵がセーラームーンたちの前に姿を現します。実はこのサーカス団、「新月の女王ネヘレニア」が率いる「デッド・ムーン・サーカス団」であり、地球を侵略しようとしているのでした。
物語のポイント:
①地球を滅ぼすためには「ゴールデン・クリスタル」を必要とします。このゴールデン・クリスタルは、人々の夢を司る夢の森・エリュシオンで司祭をしている「エリオス」が守っていました。
エリオスはネヘレニアに捕らわれてしまいますが、なんとか「ペガサス」の姿で逃走し、ちびうさの心に逃げ込みます(ペガサスの宿主となる)。
以降、ペガサスの宿主を探すために、デッド・ムーン・サーカス団は人間の心に仕舞ってある「夢の鏡」を次々と暴き出し、ペガサスが存在しないか片っ端から探すのでした。
②このシリーズでは、ちびうさが準主役です。ちびうさが「セーラーちびムーン」に変身し、ペガサスを呼んでからでないと、セーラームーンは攻撃することができないスタイルとなっています。
つまり前作までセーラームーンは、「単体での変身」シーンでしたが、今シリーズについては「セーラーちびムーンとのセット変身」シーンとなっています。
美少女戦士セーラームーン セーラースターズのあらすじ
別名 :シャドウ・ギャラクティカ編
放映期間:1996年3月~97年2月
話数 :34話
ラスボス:ギャラクシア
セーラームーン最終シリーズは、シャドウ・ギャラクティカ編。
うさぎ達は全員、高校一年生に進学。レイ以外の4人は同じ高校に通うことになります。(レイちゃんのみ中高一貫のTA女学院)
セーラースターズ開始直後の6話は、前シリーズの敵である「ネヘレニア」が生きていたため、もう一度戦うことになります。
ネヘレニアとの闘いのあと、今度は「シャドウ・ギャラクティカ」という敵が現れます。そのトップに位置するのは「ギャラクシア」という金色の鎧をつけた女性。彼女は全宇宙を支配するため、数々の星を滅ぼしてきました。そしてついに太陽系にまで侵略してきたのです…。
物語のポイント:
セーラースターズは全シリーズのなかでも解釈の難しい話であり、実際に私自身も未だ飲み込めていないことも多いですが、シンプルに説明しますね(笑)
①敵のギャラクシアは全宇宙を支配するために、訪れた星を次々と滅ぼしていきます。各星には太陽系の惑星と同様にセーラー戦士がいます。そのセーラー戦士から「真のスターシード」(セーラー戦士たちの魂と解釈)を抜き取ることで、滅ぼしています。
②ギャラクシアは、キンモク星と呼ばれる惑星にもその手を伸ばし、破壊しました。そのキンモク星にはプリンセス(火球皇女)がおり、そのプリンセスの守護者が「セーラースターライツ」と呼ばれる3戦士でした。
この4人はなんとかキンモク星から脱出しましたが、プリンセスが行方不明となりました。セーラースターライツは地球に落ち延び、3人の男性歌手(スリーライツ)となって、アイドル活動を行うことにより、プリンセスに見つけてもらおうとしています。
③最終的に、ギャラクシアは太陽系にたどり着きます。そして次々とセーラームーンの仲間から「真のスターシード」を抜き取っていきます。
独り残されたセーラームーンは、セーラースリーライツと共に、ギャラクシアを倒すべく最終決戦に挑みます。
90年代セーラームーンアニメのあらすじまとめ
90年代のセーラームーンアニメには5シリーズあること、各シリーズのあらすじをご紹介しました。
簡単に説明しようと思えば思うほど、複雑になってしまいましたね…
セーラームーンの世界には「太陽系やその他宇宙、宝石」などの要素がつまっており、そちらの方面から分析しても面白いです。
今後は、各シリーズを掘り下げたり、キャラクターに関する私の独自解説も取り入れながら楽しく更新していきたいと思っていますので、よろしくお願い致します!
*1:2020/04/24~7/23まで。シリーズ3作(全127話)を毎週10話ずつ公開