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HSPな英語学習者、元SEのMaryによる人生立て直しブログです。

APUS【imagine】|Compendium of Constellations「ふうちょう座」日本語の解釈(3/90)

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カード「APUS(ふうちょう座)」の解説をしています 

 

こんにちは、Maryです!

  

このページでは、カナダのデザインスタジオ「BLACK AND THE MOON」で制作されたオラクルカード「Compendium of Constellations(星座の概要)」の読み方を記載しています。

 

このオラクルカードデッキには解説書がないため、星座の知識とカードに書かれているキーワードからイメージしてカードを読み解かなければなりません。

 

「購入したのに難しくて読めない…」

 

そんな皆さんへ、

リーディングの一助となれば幸いです。

 

  

>>星座解説一覧はこちらをご覧ください

>>星座カードの購入方法はこちらをご覧ください

 

お断り

2020年の夏ごろに、Compendium of Constellationsカードがリニューアルしたようです。リニューアル後のカードには、キーワードが書かれておりません。あらかじめご了承ください。

 

 

 

1)APUS(ふうちょう座)星座の概要

APUSは

「ふうちょう座」を表しています。

 

日本人のみなさん、

ふうちょう座という名前はご存知でしたか?

9割以上はご存知ないかもしれませんね。

 

なぜなら、ふうちょう座は基本的に

南半球で見ることのできる星だからです。

 

 

ふうちょう座は

「天の南極」付近にある星です。

 

では天の南極とは何でしょうか?

 

「北極星」の真反対と理解してください。

 

 

北半球では、

天の北極(赤緯+90度)を中心に

星が回っているように見えます。

 

現在、この天の北極に一番近い星が

こぐま座α星(ポラリス)です。

 

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同じく、南半球では

天の南極(赤緯-90度)を中心に

星が回っているように見えます。

 

しかし、近くに天の北極のような

目立った明るい星がないので、

現在は「南極星」は存在しません。

 

天の北極は南半球から見えづらく

天の南極は北半球から見えづらい

 

とされています。

 

ですから、天の南極近くにある

ふうちょう座を北半球にある日本から

見るのは難しいのです。

 

2)APUS(ふうちょう座)星座の由来・諸説

「ふうちょう」とは風鳥とも書かれる

極楽鳥(ごくらくちょう)のことです。

 

英語では「Bird-of-Paradaise」

そのままパラダイス(天国)の鳥ですね。

 

主にオーストラリアの熱帯に生息し、

特にニューギニア島には

多数の固有種が生息すると言われています。

 

 

1595年~97年に、オランダ出身の

航海士ペーテル・ケイセルと

探検家フレデリック・デ・ハウトマンが

東インド諸島*1への航海中に

天体観測をおこないました。

 

この際見つけた12の星座のなかに

「ふうちょう座」があります。

 

 

その後、彼らの観察記録をもとに、

1598年にペトルス・プランシウスという

オランダの天文学者によって

地球儀に残されました。

 

 

 

探検家ハウトマンは、オランダ語で

「De Paradijs Vogel=極楽の鳥」と

南天の星座カタログに記していました。

 

その記録をもとに、地球儀へ残す際

プランシウスはこの星座のことを

「Paradysvogel Apis Indica」と記しました。

 

このParadysvogelはオランダ語で

極楽鳥を意味しています。

 

しかし、Apisというのはラテン語で「蜂」。

本当は「Avis(ラテン語で鳥)」と

記載したかったのに、「Apis」と

誤植してしまったのではないか?

と言われています。

 

お茶目ですね(笑)

 

 

その後、この地球儀をもとに

ドイツのヨハン・バイエルという人が、

1603年にウラノメトリアという天球図を

発表しました。

 

そのウラノメトリアでも、はじめは

Apis(蜂)と書かれていました。

 

後に、仲間の天文学者であるケプラーと

彼の義理の息子によってApus、

もしくはAvis Indicaと呼ばれるようになりました。

 

ここではじめてApusという名前が登場します。

 

このApusというのは、

ギリシャ語で「脚なし」を意味する

「apous」からとられています。

 

1522年に探検家のマゼランが

極楽鳥の標本を持ち帰ったとき、

足と羽がもがれていました。

 

そこから、西洋では、

極楽鳥には足がないと誤解が広まりました。

 

脚がない鳥⇒

Apous(ギリシャ語の脚なし)⇒

そこからApusという単語が

使われたとされています。

 

 

いずれにせよ、北半球

特に緯度の高いヨーロッパや北米では 

見えない星です。

ふうちょう(極楽鳥)自体も

北半球ではほとんど見ることができません。

 

当時は、目視できないものについて

アレコレと想像力を働かせたのでしょうね。

 

そんな想像世界の住人ふうちょう座に、

キーワード「imagine」をあてはめた

製作者は素晴らしいセンスの持ち主です。

 

もちろん、カード製作者もカナダ人なので

ふうちょう座は見ることが出来ませんしね(笑)

 

3)APUS(ふうちょう座)カードの読み方

キーワード:「imagine」想像する

 

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imagineから連想されるプラスの意味

・想像力が豊かになっている

・明るい未来を想像できている

・芸術にのめりこんでいる

・芸術センスがある 

・自分や家族の未来を想像できる

・他人の未来を想像できる 

・スピリチュアルな力が備わっている

・第6チャクラが開花している

・カードリーディングが得意

 

imagineから連想されるマイナスの意味

・被害妄想が増えている

・未来に不安を抱えている

・自分の未来が想像できない

・想像力が働かない

・芸術センスがない

・第6チャクラが閉じている

・スピリチュアル能力がない

・スピリチュアル能力が衰えている

 

imagineから連想される仕事運の解釈

・音楽や美術、小説家などに向いている

・他人の不安や想いを

 敏感に感じ取ることが出来る

・デザインなどの仕事が向いている

・仕事上の課題を推測できる

・カウンセラーなどに向いている

 

・芸術センスがない

・想像力の求められる仕事ができない

・想像力が必要な仕事に向いていない

・問題の結末が想像できない

・上司や部下の気持ちを汲み取れない

 

imagineから連想される恋愛運の解釈

・相手の気持ちを想像できる

・デートコースを考えるのが好き

・パートナーとの明るい未来を

 想像できている

 

・相手の気持ちを汲み取れない

・相手の気持ちがわからず不安になる

・連絡がこないと不安になる

・遠距離恋愛に向かない

 

その他の解釈

・見えない相手との会話

 (オンライン、霊的・神的)

・南半球の国への旅行

・温かい地方

・鳥を飼う

・華美な装いをする

 

次のカード(AQUARIUS/みずがめ座)

AQUARIUS/みずがめ座

 

*1:現在のインドネシア