カード「CANCER（かに座）」の解説をしています
このページでは、カナダのデザインスタジオ「BLACK AND THE MOON」で制作されたオラクルカード「Compendium of Constellations（星座の概要）」の読み方を記載しています。
このオラクルカードデッキには解説書がないため、星座の知識とカードに書かれているキーワードからイメージしてカードを読み解かなければなりません。
「購入したのに難しくて読めない…」
そんな皆さんへ、
リーディングの一助となれば幸いです。
今回は「かに座」のカードをご紹介します。
読み方も書いてあるので参考にしてください。
2020年の夏ごろに、Compendium of Constellationsカードがリニューアルしたようです。リニューアル後のカードには、キーワードが書かれておりません。あらかじめご了承ください。
１）CANCER（かに座）星座の概要
CANCER（読み方：キャンサー）は
「かに座／蟹座」を表しています。
みなさん、よくご存知だと思いますが、
星座占いで出てくる、あの「かに座」です。
牡羊座の回でもお伝えしましたが、
かに座は黄道十二星座のひとつです。
黄道とは、地球からみた「見かけ上の太陽の通り道」で、太陽は１年かけて黄道を一周します
黄道を12分割したとき、
4番目をかに座の領域としています。
太陽が黄道の4番目の領域、
つまり、かに座の領域を通過するのは
毎年、6月20日前後に迎える
「夏至」から7月20日前後です。
ですので、この時期に生まれた人は
太陽星座がかに座になるわけですね。
2020年は、6月21日（日）AM6:43に夏至になりますよ～！
出典：http://www.horoscope-tarot.net/
かに座は「星座占い」で有名なため
明るい星をもっていると思われがちです。
しかし黄道十二星座のなかで、
２番目に暗い星座です。
（一番明るいβ星でも4等級）
また、Cancerは「かに座」を表すと当時に、病気の「ガン」を表す単語です。
乳癌の腫瘍が蟹の脚のような広がりを見せたところから、医学の父と呼ばれるヒポクラテスが「蟹」の意味として古代ギリシア語で「καρκίνος (Carcinos)」と名づけ、これをアウルス・コルネリウス・ケルススが「Cancer」とラテン語訳したものである。
（Wikipediaより）
星座と病気の名前に、同じ単語を使うのって、ちょっと複雑な気もしますね…
２）CANCER（かに座）星座の由来・諸説
メソポタミアが起源とされており、
古い時代から星座として
認知されていたようです。
なかでも有名なのがギリシャ神話です。
ヘラクレス（へーラクレース）という
英雄の名前をご存知でしょうか？
彼は全知全能の神「ゼウス」と
人間の母「アルクメーネー」との間に
生まれた、半神半人です。
アルクメーネーは、
アムピトリュオーンという男性と
結婚する予定でした。
しかし（いつも通り…）ゼウスは
アルクメーネーを気に入り、
結婚相手のアムピトリュオーンに化けて
子を成しました。
ゼウスは生まれてくる子（ヘラクレス）を
古代ギリシャ「アルゴス」の支配者にするもーん！
と宣言してしまったので、
ゼウスの正妻であるヘーラーの憎しみを
買うことになったのです。
全部ゼウスが悪い！（笑）
あるとき、英雄ヘラクレスは
たくさんの頭を持った猛毒を持つ
ヒュドラ―と戦っていました。
これを機にヘラクレスを倒す！
と、意気込んだゼウスの正妻ヘーラーは
ヒュドラ―の応援に巨大なカニを遣わせます。
しかし、ヘーラーの期待をよそに
巨大なカニはあっさりと倒されてしまいました。
あまりにも一瞬にして
カニは倒されてしまったため
ヘーラーはカニを天に上げ
星座にしたと伝わっています。
３）CANCER（かに座）カードの読み方
キーワード：「distract」（注意を）そらす、邪魔をする
distractから連想されるプラスの意味
・ケンカの仲裁に入る
・ネガティブなことから気をそらす
・（遊んだりして）気を紛らわせる
・集中力を持続させるために工夫する
・（音楽などで）気分が晴れる
・見ないふりをする
distractから連想されるマイナスの意味
・（周りの雑音で）気が散る
・集中力が続かない
・悪い噂から気をそらせる
・他人の邪魔ばかりしている
・他人の行動や夢を妨げる
・干渉しすぎ（過干渉）
distractから連想される仕事運の解釈
＜主にネガティブな意味で＞
・集中力の低下
・（他社などから）邪魔をされる
・他人の邪魔をする
・失敗を言い訳する
・目標から遠ざかっていく
distractから連想される恋愛運の解釈
・好きな人の気をひく（注意をひく）
・注目を集める
・（別れ話などの問題・事実から）逃げる
・失恋や離婚などの影響から気を紛らわせる
・他人の恋路を邪魔する
・他人の恋人を奪う、奪われる
・浮気をする、される
その他の解釈
・運転に気を付ける
・子どもの集中力がない
・テレビやスマホの電源を切る
・政治家が世論から気をそらせる
・事実から目をそらせる
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