Dell XPS15って動画や写真編集できるの?MacBookPro16インチと比較してどう?に答えます!
2020年9月、Dellのノートパソコン「XPS15 9500」を購入しました!
主な用途は以下の通りです。
- ブログや文章の執筆
- Full HDの動画編集
- 写真編集(Photoshop)
このページでは、購入したPCのスペック・デザイン・機能や使用感をレビューしています。
またXPS15を買う際、AppleのMacBook Pro 16インチ(以後、MPP16と表記します)と最後まで悩みました。
XPS15に決めた理由もあわせて記載していますので、参考にしていただければ嬉しいです
このページで書いていること
- XPS15 9500のスペックと評価
- 動画や写真編集ソフトの使用感
- XPS15に決めた理由(MBP16と比較)
- XPSシリーズをお得に買う方法
それでは本文にGo!
- XPS15 9500スペックと総合評価
- XPS15 9500項目別レビュー
- XPS15 9500ソフトウェアの使用感
- MBP16と比較してXPS15に決めた理由
- XPS15 9500は楽天リーベイツ経由で買うのがお得!
XPS15 9500スペックと総合評価
まず初めに、私が購入したパソコンのスペック・到着までの期間・総合評価をお伝えしますね。
スペックと購入価格
購入したXPS15 9500(2020年モデル)のスペックがこちら。
今回はメモリ:16GB、SSD:512GBのモデルを購入しました!
お値段は約22万円(税込)。
まあ安くはないですね(笑)MBP16よりは少しだけ安い印象です
公式オンラインストアでは、メモリが32GBのモデル、SSDが1TBや2TBのモデル、画面タッチ可能モデルなども用意されていますよ。
届くまでの期間
Dellの公式オンラインストアで注文しました。注文から家に到着するまで約2週間です。
注文日は2020年8月15日、商品の到着は9月1日でした!
理由は、XPSシリーズが受注生産品だからです。
注文が入ると中国で組み立てられます。製品組み立てが終わったら、日本に向けて出荷されます。
台風などの災害、コロナウイルスの影響で、輸出が遅延することもあります。購入するときは意識しましょう。
XPS15 9500総合評価
XPS15 9500の総合評価は、こうなりました!
全体的に見て、満足しています。
評価の高いポイントは、デザイン、ディスプレイ、性能です。特に性能に関しては、期待していた通りです。
XPS15に求めていたことは時間短縮。つまり、「動画編集や写真編集など、多少負荷のかかる作業をしてもモタつかないこと」でした。
パソコンの到着後、Photoshopや動画編集をしてみましたが、サクサク。購入目的は大きく達成しています!
逆にイマイチな部分は重量。本体も電源アダプタも重く、持ち運びには不向きです。
外出時に携帯したいのであれば、XPS13の方がおすすめです
XPS15 9500項目別レビュー
それでは、項目別にレビューしていきましょう。
デザイン
デザインは見ての通りスタイリッシュ。本体のシルバーと、真ん中のDellマークがシンプルながらも洗練されていてオシャレです。
持ち運べるならスタバでドヤりたいですね!(笑)
質感はさらっとしてマット寄りですが、指紋は多少付きます。明らかにApple社のMacBook Proを意識したデザインです。
裏面もきれいです。
ちなみに化粧箱(外箱)もお金がかかっています。
売るときは外箱もセットがいいです!大切に保管しておきましょうね。
本体サイズ
圧倒的なスリム感とコンパクトさが特長。参考までに、手持ちのパソコンと比較してみました。
12インチのLet’s note(2012年製中古)と比較してみると、画面サイズが3インチ変わったのに、コンパクト。
幅は5センチ、奥行は3センチの差です。高さ(薄さ)に至ってはXPS15の方が薄いという結果になりました。
同じ画面サイズのdynabook(2016年製)と比較してみても、幅・奥行・高さすべてがコンパクトになっています。
XPS15が「いかにスリムに作られているか」お分かりいただけたでしょうか?
最近は薄くてコンパクトなノートパソコンが主流ですので、企業努力が見えますね!
ちなみに、BoyataというPCスタンドに乗せてみました。
レッツノートで幅がぴったり。
XPS15を乗せると少しはみだします。
奥行はちょうどいいですね!(生活感丸出しでスミマセンw)
重量・持ち運びやすさ
本体重量は約2kg。
付属の電源アダプタも大きく重いため、持ち運びには適していません。
家やオフィスに置いてデスクトップパソコンの代わりとして使うのがおススメです。
頑張ればリュックに入れて持ち運べるかも…?
ディスプレイ
ベゼルを極限まで細く仕上げており、圧巻の画面の大きさ!
縦横比16:10、画面占有率92.9%の15.6型狭額縁液晶ディスプレイを搭載。(PC watchより)
画面が大きくてマルチタスクがしやすい!
私が選んだモデルはFHDの非光沢、非タッチディスプレイです。タッチ可能なUHDを搭載したモデルも選ぶことが出来ますよ。
キーボード
キーボードのストロークは浅め(1~1.5mm)。Let’s noteのストローク感(2mm程度)が好きな方にとっては、打ちにくいと感じるかもしれません。
キー配列に関しては、一般的なノートパソコンの配置なので使いやすいです。ただし、左側のTabやShiftキーが少し大きい印象です。
キーボードに関しては慣れもあるし、無線や有線のキーボードを別で購入すれば気にすることはありませんよ。
無難ですが、愛用中のキーボードはこちら。
タッチパッド
大きめですが、使いやすいです。下の部分はクリックするとしっかり凹んでくれます。
キーボードを使っている際に、カーソルが動いたり、勝手に画面が切り替わることもありません。感度調節がうまくできている印象です。
インターフェース
XPS15 9500のインターフェース構成は以下の通りです。
画面向かって右側に①~③
左側に④⑤がついています。
最近のノートパソコンはUSB Type-Cが主流です。USB Type-Aがないことについては、当初から想定していたため、特に不満はありません。
逆にThunderbolt対応が2基もあること、通常のType-Cを含めてすべて電力供給、Display Port対応であることに感動しました。
左右どちらに電源コードをさしても、充電できるのはありがたいですよね
それにフルサイズのSDカードスロット、イヤホン・マイクコンボジャックもついていますので、周辺機器にお金をかけなくても良いところが利点。
そして極めつけはこれ!
購入すると付属品としてついてくる「USB-C⇒USB-A、HDMI変換アダプター」。
めちゃくちゃ嬉しい!(笑)
USB-Aはまだまだ使いますから、こうした配慮は加点ポイント。
充電・バッテリー
充電について、パソコン側はUSB-Type Cです。約1.5~2時間で終わります。
バッテリー持ちは、軽い作業の場合はフル充電から10時間程度、動画編集などの重い作業をすると7~8時間程度です。
念のため、先日の測定結果を書いておきますね。
ブログ執筆作業していました
- 13:23充電開始⇒15:30終了
- 15:30放電開始⇒19:30で残50%
- 19:30~23:00まで作業(残10%)
- 翌朝11:00に約6%まで減少
バッテリーに関しては経年劣化しますので、1年後・2年後にどうなっているのか楽しみです。
性能(CPU/メモリ/ストレージ)
大満足です(笑)サクサク動いてもたつかない!
Windowsの起動は5~6秒、アプリ立ち上げも終了も早い。動画編集も写真編集も軽くて、途中で止まったり落ちることはありません。
私が動画編集に使っていたLet’s noteは、以下のスペックでした。
- Corei3(第2世代)
- メモリ8GB
- ストレージがSSD300GB
このスペックでは、動画編集ソフト(Power Director、Premiere Pro)は何するにしてもカックカク(笑)待ち時間が多いくらい。
Photoshopも文字入力はキーをタッチしてから反応するまで3秒、バウンティングボックスは動かすのに5秒くらいかかります(笑)
あとで、XPS15を使用した動画編集とPhotoshop使用中の動画をご紹介しますね
ストレージに関してはまだ恩恵を感じられていませんが、足りなくなったら外付けのハードディスク買うので、問題ありません。
Webカメラ
720p(1280 x 720 30 fps)です。可もなく不可もなく。ただ、期待はしてなかったのですが、良かったことがあります。
それは、zoomのWeb会議用壁紙がちゃんと使えるようになったこと!
XPS15にしたら、綺麗に人物(ここではプーさん)が認識されるようになりました(笑)
マイク
マイクも期待していませんでしたが、まあまあ普通に使えます。可もなく不可もなく。
私はRODEのNT-USB MINIというUSB接続のマイクを持っているため、パソコン内蔵マイクを使う予定はありません。
スピーカー
期待していませんでしたが、想像以上に良かったです。スピーカーはキーボードの横にあって、音に立体感があるように感じます。
Youtubeやライブ映像を見るくらいなら、イヤホンなしでもきれいに聞こえます。
音楽に特化したモデルではないので、音楽制作のプロには向いてないと思います。
XPS15 9500ソフトウェアの使用感
ここからは、実際にXPS15 9500でソフトウェアを動かしてみた感想をお伝えします。
Office系作業
Microsoft Officeは非搭載のため、フリーソフトのLibreOfficeを動かした感想です。
LibraOfficeの起動からこの画面が出るまで約3秒。ここから各々のアプリケーションを立ち上げるのに約2秒です。
初めてImpress(PowerPoint)を起動してみましたが、初回起動でも2秒でした。タイピングも遅延なくできます。
ZoomやSkype
Zoomのメイン画面が起動するまで約5秒。
Skypeは初回起動でしたが、こちらも5秒程度です。
Evernote
Evernoteも超快適です。
Evernoteはクラウド上でデータを管理しています。メモを取るたびに同期(インターネット通信)が発生しているため、メモツールのなかでは比較的重い印象です。
そんな理由もあり、Evernoteは「Let’s noteで困っていたこと」の3本の指に入る問題アプリケーションでした。
テキスト入力すると、画面に反映されるまで5~10秒かかっていました。
それがXPS15に変えたところ遅延がなくなりました。
やはりCPUやメモリといった性能が、大きく関わっているみたいです。
動画編集(Full HD、4K除外)
Power DirectorというWindowsの動画編集ソフトを使用しています。
Full HD(1920×1080 24p)の動画編集作業はまったくモタつかず、サクサクです。
またLet’s noteでは30分の動画書き出しに90分ほどかかっていましたが、XPSでは10分以内で書き出しができるようになりました。
早送りなしで、実際に編集している様子を動画にしていますので、参考になさってください。
動画編集は独学なので非効率です。ご容赦くださいね!
Photoshopでの写真編集
Photoshopも毎日のように使用していますが、色調補正、サイズ変更、テキストボックス、図形描画などは、まったく問題なく使用できます。
こちらも早送りなしでPhotoshopを使っている様子を動画にしました。ぜひ参考にしてください。
MBP16と比較してXPS15に決めた理由
今回、新しいパソコンを買うにあたって、Apple社のMBP16を買うか、XPS15を買うか非常に悩みました。
しかも初めはMBPに気持ちは傾いていたんです(笑)
スタバでドヤりたいという憧れが強かったんですよね(笑)
でも冷静になって考えてみると、やっぱりXPS15の方がよかったんです。
その理由は以下の4つでした。
- Windowsマシンである
- メモリの増設ができる
- 一回り小さい
- インターフェースの種類が多い
Windowsマシンである
やはり、この理由が大きいですね(笑)
パソコンを使い始めて15年以上経ちますが、その内の99%はWindowsマシンです。
SEをしていたから、きっとMacにもすぐ慣れると思っています。
けれど、パソコンを購入する目的が「作業時間短縮」だったので、Macに慣れるまでの時間がもったいないと考えたのです。
SE時代から使っている「WinSCP」というファイル転送ツールを使いたかったのも、理由のひとつです。
メモリの増設ができる
次にメモリの増設ができることです。64GBまで増設可能です!
XPS15 9500の一番のメリットと言っても過言ではありませんよね!
今回オーダーしたパソコンは16GBのメモリです。今のところFullHDの動画編集では問題なく利用できています。
ただ、今後4Kの動画編集をする可能性もあります。64GBまで増設可能ですから、パソコンを買い替えなくても良いというメリットがあります。
一回り小さい
XPS15とMBP16のサイズを比較すると、実はXPS15の方がサイズが小さいことがわかりました。
薄さはMBP16に軍配が上がりますが、幅と奥行XPS15の方が一回り小さいのです。
外に持ち出すことはありませんが、置き場所が狭いため、サイズは小さいに越したことはありません。
インターフェース
XPS15はインターフェースの種類が多様です。さらにおまけでUSB-C⇒USB-A&HDMIアダプタがついてきます。
USB-A対応の周辺機器しか持っていない私には大変嬉しい配慮でした
対するMBP16には、Thuderbolt3(USB-C)対応のポートが4つもあります。
ただ、XPS15のようなオマケがないため、マウスや外付けキーボード周辺機器をす変えたり、ハブを買い足す必要があります。
おまけにXPS15はフルサイズのSDカードスロットもあるので、デジカメやAndroidスマホからの画像や動画の取り込みもスムーズに行えます。
XPS15は旧規格パソコンからの「乗り換え」に配慮しているため、トータルコストが安く済みました。
XPS15 9500は楽天リーベイツ経由で買うのがお得!
ここまでの説明をふまえて、XPS15 9500を買ってよかったことをまとめます。
- スタバでもドヤれそうな美しい筐体
- ベゼルがせまく、画面が大きい
- FullHDの動画編集・書き出しはサクサク
- 写真編集もカクつかない
- メモリの増設が64GBまで可能
- インターフェースが充実(おまけつき)
今後、動画編集やPhotoshopでの写真編集を考えているなら、XPS15 9500もぜひ候補に入れてあげてくださいね!
最後になりますが、購入方法です。
XPSシリーズはDellの公式オンラインストアで購入する必要があります。ただし、もっとお得に購入する方法があります。
それは楽天リーベイツを使用すること。楽天リーベイツを経由してDellのオンラインストアでパソコンを購入すると、楽天ポイントが貯まります。
Dellのポイント還元率は2.5%(2021年3月現在)。
20万円の支払いでしたら、約5,000ポイントがもらえるということです!
楽天スーパーセールなどと連動して、還元率が上がることもあります。詳細は楽天リーベイツのサイトでご確認ください。
高額商品なので、少しでもお得に購入しましょう!