大人乳歯のケア方法をお届け♪一緒に大切な歯を守りましょう!
大人になっても、乳歯が抜けずに残っていることがあります。
30代でも40代でも、乳歯が残ったままの人がいます。
乳歯は「生え変わる予定」の歯ですから、そもそも永久歯よりも弱い歯です。
むし歯にもなりやすいです。
しかも「大人乳歯」は、抜けたら最後。
残念ながら、永久歯は生えてきません。
そこで、30代になっても乳歯のある私が、日々「乳歯を大切に残すため」行っている努力をお伝えします。
一緒に大切な歯を守りぬきましょう!
- 大人になっても乳歯が残ってる!先天性欠如
- なぜ乳歯は永久歯に生え変わらなかった?その理由は?
- 大人乳歯は抜けたら最後!死守しなければならない理由
- 大人乳歯を残すために行っている5つの方法
- 大切な大人乳歯を残して素敵な老後を
大人になっても乳歯が残ってる!先天性欠如
私は30代ですが、左下に乳歯が一本残っています。
「第二歯臼歯」と呼ばれる永久歯が生えてきておらず、その部分が乳歯のままです
小学生のときに虫歯を治療して以来、抜けることなく、今も元気に生えています。
実は、大人になっても乳歯の残っている人は珍しくないそうですよ。
大人乳歯は「先天性欠如」というものが原因。
発生頻度は約7~8%で、人数に直すと12~14人に1人、どちらかというと女性に多く、乳歯が欠如する場合もありますが根本的に治療することはできません。
出典:歯のアンテナ
ちなみに、反対側の歯(右下の第二歯臼歯)は、ありません…。(乳歯が抜けたまま、永久歯が生えてこない)
なぜ乳歯は永久歯に生え変わらなかった?その理由は?
乳歯が生えてこない理由は、先ほどお伝えした通り「先天性欠如」というものが原因です。
歯は、お母さんのお腹のなかにいるときから、生える準備をしています。
しかし準備期間(妊娠)中に問題が発生し、生えてこないことがあるそうです。
いまだに、この「先天性欠如」というものについて、はっきりと原因はわかっていないそうですが、私の幼少期をふりかえって、原因になりそうなことを考えてみました。
①母親が妊娠中に服用したお薬の副作用
実際に何を飲んでいたか、本人(母親)は覚えていませんでしたが、妊娠中にお薬(切迫流産になりかけたそうなので、それ関係)を何種類か飲んでいたそうです。
「妊娠中にお薬は控えた方が良い」と聞きますが、こうやって歯にダイレクトに影響が出るものなんですね。
妹を妊娠していたときは、薬をのまなかったらしく、妹の歯並びは私と違って綺麗です(欠けている歯はない)
②幼少期にストレスを抱えていた
私は小学生のころから家庭環境が悪く、ストレスのかかる毎日を送っていました。
家から帰ってきて、何時間も怒られ、正座する生活が続いていたこともあり、当時は小柄で痩せていました(学年で1、2を争う小柄さ)。
乳歯が抜けなかったり、抜けても永久歯が生えてこなかったりしたのは「成長期に高いストレスがかかっていたこと」が原因ではないか?と考えています。
家庭環境は本当に大事です。子どもにストレスを与えると、身体に影響が出るので注意してください
大人乳歯は抜けたら最後!死守しなければならない理由
本来なら子どものときに乳歯が抜けて、永久歯に生え変わります。
ですが、大人になっても乳歯が残ったままの場合、乳歯の下(歯茎のなか)に「生え変わる永久歯がない」と言われています。
つまり「大人乳歯」が抜けると、二度と歯は生えてこないのです。
しかも歯医者さんいわく、永久歯よりも弱いとか。
生え変わる予定の歯だもん、そりゃそうだ…
ということで、歯医者さんからは「(永久歯よりも抜けやすいので)なんとしても乳歯を守り抜いてください」と言われています。
理由は大きく分けて二つあります。
①歯並びに影響が出るから
年齢を重ねると、だんだん歯茎が下がってきたり、歯周病で歯茎の健康がキープできなくかります。
すると、歯茎で歯を支えられなくなるのです。
もし歯が一本でもなくなると、他の健康な歯がたおれて、歯並びが悪くなるそうなんです。
②代わりの歯は用意できるけど、メンテナンスが大変
万が一、乳歯が抜けたときはどうすればいいの?
と以前歯医者さんに聞いたら、こうおっしゃっていました。
- 部分入れ歯にする
- インプラントにする
- ブリッジにする
1の部分入れ歯は、毎日取り外して洗う手間がかかります。
2のインプラントは、人工的な歯を「埋め込む」方法で、手術が必要です。
また、埋め込んだ部分のケアをしないと、歯周病になってしまいます。
3のブリッジは、抜けた乳歯の左右の歯を削って支柱にし、人工歯を被せる手法です。
支柱の歯は本物の歯なので「むし歯になりやすい」と言われました。
(しかも、上から被せているので、歯ブラシが届きにくい)
つまりどの方法を取っても、面倒なメンテナンス(+お金)が必要なんです。
だからこそ、今の歯を大事にしなければならないんですね
大人乳歯を残すために行っている5つの方法
「抜けたら最後」の大切な乳歯を残すため、定期的に歯医者でメンテナンスをすることが大切です。
しかし、歯医者は月一回(or それ以下)の頻度。
歯医者でみてもらえない間は、毎日の生活のなかで、歯を残すための工夫が必要になります。
そこで、私が毎日気を付けていること(むし歯、歯周病ケア)を、ご紹介していきます。
①砂糖入りの飲み物は控える/飲むタイミングを決める
乳歯をむし歯にしないために、砂糖の入った飲み物はできる限り控えています。
日常で私が飲んでいるものは、以下の通りです。
- 水、白湯
- お茶(緑茶、麦茶)
- コーヒー(砂糖なし)
- 紅茶(砂糖なし)
- ハーブティー
ただ、私の場合はお通じ改善のために豆乳を飲んでいるので、豆乳は夕飯後すぐに飲むようにしています。
砂糖入りの飲料は、食後すぐに飲むのが良いそうですよ!
また、ハーブティーなら、エンハーブがおすすめです!リラックマコラボで買いました(笑)
②毎日の歯間ブラシ(もしくは糸ようじ)
一日一回、夜に歯間ブラシを使用しています。
毎日歯間ブラシを通さないと、歯茎にばい菌がたまり出血します。
私が利用しているのは2種類です。
- テペ(ピンク0.4mm)
- クラプロックス (水色0.6mm)
歯の隙間の大きさによって、サイズを変えます。
歯間ブラシを使ったことがない人は、歯医者さんにおすすめの歯間ブラシを聞いて、今すぐ利用しましょう!
油断して何日も使わないでいると、ブラシを通しただけで出血します…
③歯のうがいぐすりを毎日使用
最近、歯医者で使いなさいと言われているのが、うがいぐすり。
夜にこれで口をすすいでいます。
歯医者に行ったあとの2週間は、朝にもこれですすぐようにしています。
現在利用しているのは
どれもミントの香料がついていますが、個人的にはバトラーが好きです
美容家の神崎恵さんは、コンクールを使ってらっしゃいますね
④タブレットで口内環境を清潔に
ご飯や間食のあとは、できるかぎりキシリトールの入ったガムやタブレットを口に入れるようにしています。
個人的におすすめなのがタブレット。
会社員時代、お昼休憩が45分しかなかったのに、トラブル等で休憩がさらに短くなることも。
そんなときはご飯を急いでかけこみ、「そのまま会議に直行!」なんですよね。
食後にガムを噛みたいけれど、会議中、口の中に残ったままになるため噛めない…。
そこでキシリトールのタブレットに切り替えてみました。
口の中で溶けてなくなるので、お子さんでも安心して食べることができます。
おすすめは
私は2~3か月に一度、オレンジを10袋まとめて購入しています。お口の専門店 さん大好き(笑)
しまじろうはお子さんにおススメです♡
⑤肩こりの改善(ヨガ)
そして最後は肩こりです。
肩がこると、歯が浮いたようになることってありませんか?
「肩こりって歯に影響あるの?」については、諸説あるようです。
姿勢の悪さやストレートネックなどで、かみ合わせが悪くなって歯が痛くなることはあるようですね
ただ、少なくとも肩こりしていると、歯茎が腫れたような感覚になるので、肩こりは改善しておいた方がよいです。
そのために、やっていることは2つ。
- 毎日ヨガ(Youtubeの無料レッスン)
- あずきのちから
パソコンやスマホを触る機会が多いからこそ、毎日のケアで肩こりを癒してあげたいなと思っています。
大切な大人乳歯を残して素敵な老後を
大人乳歯は病気ではありません。
しかし、乳歯はそもそも「生え変わる計画だった歯」です。
むし歯菌にも弱いし、抜けたら最後。
健康的な歯で過ごすために、みなさん一緒に努力しましょう♪
(おさらい)
- 砂糖入りの飲料を控える
- 砂糖入り飲料を飲むタイミングを考える
- 歯間ブラシを使う
- うがいぐすりをつかう
- キシリトールのタブレット(ガム)を食べる
- 肩こりなど健康に気を遣う
あと、念押しですが。
お子さんには強く当たらないでね。ストレスで乳歯抜けなくなるかもしれないから…