私は春の花粉症だけでなく、晩夏の稲花粉にも悩まされています。
特に、イネ科の花粉に強いアレルギーを持っている私ですが、なんと!2020年の稲花粉時期は、かなり症状が改善しました。
なぜなら、花粉症に効くとされる北山村の「じゃばら」を試したから!
まさか本当に花粉症に効果があるとは思っておらず、その実力に本当に驚かされました。
そこで、今回の記事では花粉症に効くと話題の「北山村のじゃばら」と、実際に試した商品や効果についてお伝えします。
- じゃばらを試した結果
- じゃばらが花粉症に効く理由
- じゃばら製品の摂取量
- じゃばら製品の紹介
花粉症のつらい方、花粉シーズンが始まる前から「じゃばら」を利用して、花粉症に備えましょう!
じゃばらで花粉症状が和らいだ!便秘にも効果あり?
我が家の周囲は田んぼだらけなので、苦行です(↑8月にベランダから撮影)
2020年8月から9月中旬までの約1か月半、和歌山県北山村産の「100%じゃばら果汁」を毎日飲み続けました。
その結果を数値で表してみます(※あくまでも私の体感です)。
じゃばらを飲む前の症状をすべて100%とすると、
- 目のかゆみ :30%減
- 鼻水 :70%減
- くしゃみ :60%減
- ノドのかゆみ:30%減
といった感じです。
目とノドのかゆみが30%減か~意外と効果ないのかな?
と思われたかもしれません。しかし、侮るなかれ。この30%がめちゃくちゃデカイ。
私の場合、白目の粘膜が水ぶくれのように腫れる「結膜浮腫」になるのですが、この結膜浮腫になる回数が激減したんです。
結膜浮腫は目をこすりすぎると出る症状なので、結膜浮腫が減る⇒目をこする回数が減っている⇒目のかゆみが減っている、ということなんです。
また、いつもなら「取り出して洗いたい」くらい、ノドがかゆくて堪らないのですが、そのかゆみも例年と比べて、驚くほど抑えられていました。
もともとの症状がひどい場合、「30%減」は非常に大きいんです
特に症状のひどい目とノドが落ち着いていたので、花粉症の薬を飲まなくて済みました。
私の場合、頭痛薬(ロキソニン)で蕁麻疹が出る体質となってから、カゼをひいてもお薬は飲まないようにしています。だから余計な薬を飲まなくて良い状況は、大変ありがたいものなんですね。
しかも、じゃばらジュースを飲み始めてから、お通じもよくなったのでラッキー。
あくまでも私の体感なので、効果の出方は人それぞれだと思いますが、花粉症に本当に困っていて、薬は飲みたくない!という方は、一度は試してみる価値ありますよ。

じゃばらとは?なぜ花粉症に効果があるの?
ここからは、そもそも「じゃばら」とは何者なのか?なぜ花粉症に効果がある?について説明します。
じゃばらとは?
じゃばらとは「ゆず」や「みかん」「かぼす」と同じ柑橘類の一種。もともと、和歌山県北山村に自然に生えていたものです。
さかのぼると、じゃばらは江戸時代から存在しており、この地域では昔からお正月の料理などに使われていたとか。
じゃばらは、強烈な酸味と苦みが特徴で、風味としては「ゆず」や「かぼす」に似ています。
和歌山県はみかんの産地として有名ですが、この北山村は飛地で山間部に位置するため、気温差が大きく、みかんの栽培に適していませんでした。
みかんの代わりに、村おこしになるものはないか?と悩んでいたところ、自生していたじゃばらに目を付けました。
じゃばらは北山村のような冬季気温が低い山間地によく育つ特性があることが研究で判明し、柑橘系でありながら寒さに強いという独特の性質が村の気候、環境にフィット。(北山村観光サイトより)
じゃばらは北山村を救う救世主だったわけですね!
必死の普及活動の結果、「花粉症にきく」という噂が広がって、現在では北山村の大ヒット商品となったんです。
「じゃばら」は漢字で「邪払」と表記され、「邪気を払う」という意味になります!
花粉症に効果がある理由
じゃばらが「花粉症に効果がある」と言われる理由―それは、じゃばらに含まれる成分が「花粉への身体の過剰反応を抑えるから」だそう。(参考論文)
そもそも花粉症とは、人間の体が「花粉=侵入者だ!」と思って、身体から排除しようとする際に引き起こされるものです。
「花粉よ、身体から出ていきなさい!」というメッセージが鼻水やくしゃみに表れているわけですね。
つまり、じゃばらには「花粉への敵対心」をやわらげる効果がある、ということです。
その後、2008年に岐阜大学医学部から、花粉症への有効成分について発表がありました。
ジャバラの果実にはナリルチンなどのフラボノイドが含有されており、ジャバラには花粉症の症状改善効果があるのではないかと報告されている(岐阜大学医学部の研究、「臨床免疫・アレルギー科」50巻3号(2008年9月)にて発表(引用元:WIkipedia)
科学的に「じゃばらには、花粉症の改善効果がある」と証明されているわけですね!
どれくらい摂取すればいい?
じゃあ、じゃばらはどのくらい摂取すれば花粉症に効くのでしょうか?
北山村の公式サイトでは、以下のように書かれていました。
岐阜大学の春先対策用臨床試験では、じゃばら果汁10ml/日で効果あり。
(引用元:北山村オフィシャルサイト
)
私の経験をベースにお伝えすると、
症状の出始める半月前~シーズンの終わりごろまで(具体的には、8月初旬~9月中旬までの約1か月半)毎日100%じゃばら果汁を5ml摂取
これだけで、花粉症は大きく改善しました。
もちろん、花粉シーズンが始まってからでも効果はでます。
ただ、シーズンが始まる前に摂取しておく方が、より花粉シーズンを楽に過ごせるでしょう。
参考にしていただければ幸いです。
ただし、人によって効果の出方は違いますので、症状を見ながら量を調節してください。

じゃばら製品ラインナップと選び方
ここからは、おすすめのじゃばら製品をご紹介します。
和歌山県北山村が出している商品には、さまざまな種類があります。

(私が試してみた感想+公式サイトの情報をもとに、作成しています。あくまでも個人の感想です。あらかじめご了承ください)
基本的には、果汁や皮の含有量が多い商品ほど、少量で効果が出ると思ってください。
このなかで一番バランスの取れている商品は、じゃばらウォーター。手軽に飲めるし、おいしいです。
花粉症の症状が重い人は、果実や100%果汁、パウダーを。少しでも甘いものが良いのなら、飴やジャムを取り入れてみましょう。
どの商品もすばらしいのですが、このなかで私がおすすめしたいのが、100%じゃばら果汁、じゃばらウォーター、じゃばら飴です。
100%じゃばら果汁
その名の通り、100%じゃばら果汁。ダントツで効果を感じた商品です。
もちろん、じゃばらの果実を食べる方が良いです。新鮮だし栄養も豊富だし。
でも、果実は年中手に入りません。毎年11月ごろから予約販売され、予約を逃したらその年の果実は手に入りません。あと、果実は皮むきがめんどくさい(笑)
だから、果実に近い100%果汁をおすすめします。皮むきが必要ないし、年中手に入るので手軽です。
これを飲んでなかったら、もっと花粉症はひどかったと思います。 ただし効果がある分、めちゃくちゃ酸っぱいです。
あとで私の飲み方をお伝えしますが、100%果汁をストレートで飲むとノドが死ぬので必ず希釈してください。
お試しサイズもありますね!
じゃばらウォーター(ジュース)
次におすすめするのが、じゃばらウォーター。マツコさんと有吉さんの番組「かりそめ天国」で紹介された人気商品です。
こちらはゴクゴク飲めちゃう、ほんのり甘みを感じるドリンク。酸味は少なめ。
私は旧バージョンしか飲んだことないんですが、リニューアルされて、さらに飲みやすくなったんじゃないかと思います!
はじめてじゃばら製品を買う、あるいは強い酸味が苦手であれば、こちらのじゃばらウォーターをおすすめします。
最初は樹液っぽい(?)味がしますが、だんだん舌が慣れてきますよ。
じゃばら飴
酸っぱいのが全くダメ!な人には、じゃばら飴がおすすめ。舐めるとノドが潤って、かゆみが少し抑えられます。
- ジュースを持ち歩けないとき
- ジュースの味が苦手な人
- 酸味の苦手なお子さん
にもおすすめですよ。
飴は甘くて本当においしいです(笑)ただし、虫歯注意!
じゃばら果実や果汁の使い方
じゃばらはどの商品でも効果的なのですが、加工されていない「じゃばら果実」や「100%果汁」の効果はダントツ。
ただ残念ながら、果汁はめちゃくちゃ酸っぱい。あと少し苦い。
『良薬口に苦し』と言いますが、まさにそんな感じの果実なんです。
そこで、じゃばらの恵みを感じながら、酸っぱさを軽減する使い方をご紹介したいと思います。
果実の使い方
果実を手に入れたら、ぜひ皮を捨てずに食べてください。なぜなら「花粉症に効果がある」とされるナリルチンは、果実よりも皮の方が6倍多いから。
ユズやカボスのように、皮を擦ってお料理の香り付けに。皮を煮てママレードジャムにするのもおすすめです。
あとは果汁をそのまま絞って、サラダや魚にかけて食べるのも良いですよ。
100%果汁の使い方
100%果汁はものすごく効果があったのですが、何せ、すごく酸味が強いので、ほとんどの人がストレートでは飲めません。
- ポン酢に少し混ぜる
- 魚に果汁をかける
- はちみつと混ぜて使う
- 炭酸水で割る(無味の甘い炭酸)
- 紅茶に入れてレモンティー風に
などの工夫をしましょう!
色々試した結果(面倒くさがりの私は)
100%果汁をコップに5mlいれて、お湯か水をいれて「はい出来上がり」スタイル
に落ち着きました。(←カッコよく書いてるけど、お湯で希釈してるだけ)
20倍以上のお湯や水で希釈しましたが、それでもかなり酸味は強いです。
オリゴ糖やはちみつを入れて甘く仕上げた方が飲みやすいですよ。
一緒にじゃばらで花粉症を撃退しませんか?
じゃばらには、フラボノイドの一種である「ナリルチン」が含まれており、花粉症に効果があると科学的にも証明されています。
私も短期間ですが実際に試してみて、その効果を肌で感じました。
私が感じた効果は以下の通りです。
じゃばらを飲む前の症状をすべて100%とすると、
- 目のかゆみ :30%減
- 鼻水 :70%減
- くしゃみ :60%減
- ノドのかゆみ:30%減
といった感じの結果に。(※あくまでも私の体感であり、全ての人に当てはまるわけではありません)
また、じゃばらのおかげで「薬を飲まなくて良かった」こともメリットのひとつです。
薬は副作用でノドが乾いたり、作業中に眠くなったりするので、できれば避けたいですよね。じゃばらを摂取すれば薬の量や、飲む頻度を下げられる可能性があります。
私が試して一番効果を感じたのは「100%じゃばら果汁」ですが、酸味が強いため、料理に混ぜたり、はちみつと混ぜたり、工夫して摂取するようにしましょう。
北山村では100%じゃばら果汁以外にも、さまざまな商品が開発されているので、ぜひ自分に合った商品を買って花粉シーズンを乗り越えていきましょうね。
※北山村のオフィシャルサイト以外では、高額に転売や取引されている場合があるようです。購入時は十分ご注意ください。
