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HSPな英語学習者、元SEのMaryによる人生立て直しブログです。

【セーラームーン×西洋占星術】90年代アニメ放送開始時のホロスコープを読む<①太陽・月編>

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ついにセーラームーンと西洋占星術の解釈記事をはじめます!

 

こんにちは、セラムンオタのMaryです。

今回から連載記事を始めます!

 

その名も

【セーラームーン×西洋占星術】

 

惑星や星・鉱石・宝石の名前が、ちりばめられているセーラームーンの物語。西洋占星術は勉強中の身ですが、インターネットや本の力をお借りしながら、独自の視点でセーラームーンの世界を解釈していこうと思います。

 

初回はアニメ放送開始時のホロスコープについて。太陽・月の位置から、セーラームーンという作品を解き明かします!

 

 

 

この記事のターゲット
  • セーラームーンのアニメが好きな方
  • 惑星や天体について興味のある方
  • ホロスコープに興味のある方

 

 

 

 

セーラームーンのアニメが始まった1992年はどんな年だった?

1月「国際宇宙基地協力協定」の発効

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セーラームーンの漫画・アニメが始まる少し前の1992年1月、「国際宇宙基地協力協定」が発効されました。これ、簡単に言うと

 

「宇宙で基地を作ったり、開発・研究することについて、各国で協力していきましょうね」

 

というものです。

 

このルールの発行を機に宇宙開発が加速し、国際宇宙ステーション(International Space Station: ISS)を作り人間が滞在することになりました。

 

面白いですね。宇宙開発が本格的に始まった年に、宇宙をテーマにしたセーラームーンの漫画やアニメが始まるなんて!運命のようにしか感じられない出来事です。

 

2月「マーストリヒト条約」の調印

もう一つ注目したいのは、国際的な条約。それはマーストリヒト条約です。なんじゃそれ?という方に簡単に説明すると

 

「EU(ヨーロッパ連合)作ってもっと仲良くなって、ユーロ導入しようよ!」

 

という感じです(笑)

 

いま、ヨーロッパ連合(EU)というものがありますけれど、1993年の10月までは前身の「ヨーロッパ共同体(EC)」でした。

1990年代前半は、共産主義だった東ヨーロッパが資本主義(自由主義)に傾き始めた時代。西ヨーロッパの国だけで作ったECに、こうした東ヨーロッパの国を取り込んで、外交や経済の発展をしていきたいと考えていました。

 

だから、ECからEUという名前に変えて、統一の通貨(ユーロ)を導入しようとしたのです。

 

1992年の前後は「国際的な協力を加速させていきましょう」という特徴がありました。他にも地球サミットが行われたり、韓国と中国の国交が正常化された時期でした。

 

セーラームーンの世界でも、「各惑星の戦士たちが力を合わせて敵に立ち向かう」ことを中心に描かれています。こういった世相を反映していたのでしょうね。

 

あれから30年ほど経った2020年のいま、その協力していきましょうというスタンスは崩れつつありますね 

 

1992年セーラームーン放送開始時のホロスコープは?

 

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出典:ホロスコープ無料作成

 

いつも通り前振りが長くなってしまいましたが、早速セーラームーンアニメのホロスコープを見ていきましょう。

セーラームーン(無印)の初回放送は1992年3月7日 19:00です。これを出生図(ネイタルといいます)としてホロスコープを読んでみます。

  

太陽:他人を守り、使命をまっとうする奉仕家

太陽は、人生の使命・目標などを示しています。つまり「こういう人物になりたい!」というのを表しているんですね。

 

太陽が魚座にある人は、たとえ苦しい状況にあっても、「人を信じること」を忘れずに他人を守り、奉仕することで喜びを感じる人です。 

また、太陽は6ハウス(お仕事の部屋)に位置していますので、自分に課せられた使命を責任もって全うする力があります。

 

 

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セーラームーンに登場する戦士たちは、中高校生が中心。なかには小学生もいます。精神的に子どもで、家族に守られ、自分のことで「精いっぱい」なはずのお年頃。


ですが、前世から受け継いだ使命を背負い、時には命がけで人々・地球、そして宇宙のために戦っていきます。

 

変身を始めた当初は戸惑いがあったに違いありません。

 

無印の第一話で、セーラームーンは「どうして戦わなきゃいけないの?」と叫んでいました。あの大人びたセーラーウラヌスでさえ最初は、変身して化け物を倒すことに躊躇していました。

 

「なぜ私が選ばれた戦士なんだろう?なぜ戦わなければいけないんだろう?」

 

けれど、徐々に自分たちのやるべきことが見えてくると、抗えない使命を真っすぐに受け止めて、戦士として自覚し、責任を持ち始めます。

 

苦しい世界に身を投じながらも、自分を犠牲にして他人のために戦う姿は、太陽魚座の意味合いと深く通じるところがあります。

 

また、魚座といえば「不可思議な世界」という一面も持っています。少しふわふわとした捉えどころのないスピリチュアル・精神世界を司る星座です。

 

セーラームーンという一見、魔法のような能力を使った世界観は、魚座のスピリチュアルで、どこか掴みどころのない世界観とマッチしていますね。

 

月:敵に立ち向かう大胆さと、敵の心情を理解できる包容力

月は無意識の世界(潜在意識)を象徴しています。いくつになっても心の中に住んでいる本能的な子どもの自分を表しています。

 

月が牡羊座に位置している人は、どんな困難なことにもエネルギッシュに立ち向かっていける強さを持ち合わせています。

 

また、月は7ハウスに位置しています。7ハウスは他者・パートナーシップを司るお部屋。このハウスに月がある人は、相手の心情を察する能力にたけている人です。

 

 

 

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セーラームーンは、ストーリー上「敵の素性や目的」が判明するまでに時間がかかります。

だからこそ、ある日突然、現れた敵の能力は未知数。どんな攻撃を仕掛けてくるのか、どうしたら倒すことができるのか、不明なまま戦いに挑んでいくことになります。

正体のわからない恐怖に挑み、打ち勝っていく姿は、牡羊座の火の強いエネルギーを感じさせます。

 

「地球から異質なものを、強くエネルギッシュに排除する」

 

地球を守る戦士として、当たり前のことです。けれど、彼女たちに与えられた能力はそれだけではないのです。

 

たとえ敵であっても・害のある人間であっても、「敵の心を理解し許す」という場面が多々描かれています。特にセーラームーンや内部戦士に顕著にみられます。

 

たとえば、セーラームーンSuperSで敵となった新月の女王ネヘレニア。彼女は後続のセーラースターズの冒頭で復活します。

 

彼女は幼いころから孤独な女王として育ってきました。その孤独感から、誰からも愛され慕われる白き月の女王(プリンセス・セレニティ=うさぎの前世)を憎んでしまった結果、悪に染まったという背景があります。

 

これまでの戦いで謂われもなく、ネヘレニアとその部下たちに傷つけられてきたにも関わらず、セーラー戦士たちはネヘレニアの内側に眠っている辛い心を理解し、最後はネヘレニアの心を浄化するのです。結果、ネヘレニアは愛されていた頃の記憶を取り戻します。

 

セーラー戦士たちは理由があるのなら、敵をむやみに攻撃しません。

 

もし、ほんの少し慈悲の心や愛されていた頃の記憶があるのなら、その心を思い出してほしい。相手の記憶や心を理解し、心を溶かしていくのです。

 

これは月が7ハウス(他者・パートナーシップのハウス)にあるからだと考えています。

 

 

セーラームーンのアニメホロスコープ解説(太陽・月編)最後に

今回は太陽と月だけを扱いましたが、いかがでしたでしょうか?

 

本来なら、他の天体とのアスペクト(角度)などを見ながら、総合的にホロスコープを読んでいくものですが、太陽・月単体だけでも深く読むことが出来ました。

 

まだまだ西洋占星術は教科書を読みながらでないと、自分でホロスコープを読むのが難しいのですが、実際のアニメシーンを思い出しながら、当てはまる部分も多く、楽しかったです。

 

次回は水星・金星・火星あたりをターゲットに解説したいと思います。

 

最後になりますが、ホロスコープ解釈には、鏡リュウジ先生の本を参考にさせていただきました!初心者にもわかりやすく解説されていますので、気になる方はチェックしてみてください。