「いいねの数」や「他人の情報」に振り回されて苦しい人は、インスタグラムをおやすみしませんか?
こんにちは、HSP気質のMaryです。
わたしは2018年の12月から、ビジネス用としてインスタグラムのアカウントを持っていました。
ありがたいことに1年でフォロワーさんが300人を超え、投稿するたびに「いいね」やコメントを沢山いただきました。
しかし、フォロー数やフォロワー数が増えるにつれて、インスタグラムにログインする機会が増えました。
ひどいときは、朝起きてからすぐにインスタを開き「ストーリー」の確認や投稿への「いいね」、電車の移動時間や寝る前にも、ずっと「いいね」をつけていました。
すると、徐々に「なんだか気が重いなぁ」とか「〇〇さんは、楽しそうでうらやましいなぁ」といった、負の感情が私の心に渦巻くようになりました。
そしてこれはマズイと思い、2019年の年末から1か月半、インスタグラムを離れました。
その後2月上旬にインスタグラムを再開しましたが、やはりインスタグラムの煌びやかな世界についていけず、3月末をもってアカウントを削除しました。
私の場合は極論なので、必ずしもアカウントを削除する必要はありません。
けれど、HSP気質の方は一般の方よりも敏感なため、インスタグラムの利用中に「なんだか疲れるなぁ」と感じる人も多いはずです。
なんだか嫌な気持ちになる
インスタを見ているとツライ
そんな感情が沸き起こってきたなら、それはあなたの心が出しているSOSのサイン!
HSPのあなたが楽しく日常を送るために、今この瞬間、インスタグラムの利用方法を見直してみませんか?
- HSP気質でインスタの世界に疲れている
- インスタに疲れた時のおすすめ対策方法が知りたい
- インスタをやめるメリットを知りたい
インスタグラムは『心の健康』に悪影響を及ぼす?
2017年5月19日、イギリスの王立公衆衛生協会(RSPH:The Royal Society for Public Health)は『SNSが若者の心の健康に与える影響』について、報告書を発表しました。
その結果はなんと
インスタグラムが、人の心の健康に悪影響を及ぼすSNS第1位!
RSPHは14歳から24歳の1479人を対象に、人気の高いSNS5社の影響を調査。それぞれのSNSで経験する不安感や鬱(うつ)、孤独感、いじめ、自分の外見への劣等感など14項目について質問した結果、写真投稿サイトのインスタグラムが若者の心に与える不安感や孤独感、いじめ、外見への劣等感など否定的な影響が、他のSNSよりも高かったという。
5社のSNSのうち、インスタグラムに次いでマイナス要因が高かったのがスナップチャットで、フェイスブック、ツイッターの順にマイナス要因は減り、YouTubeは不眠がマイナス要因として強かったものの、逆に自己表現やコミュニティーづくり、孤独感の解消などプラスの要因が強かったという。
引用元:BBC NEWS JAPAN
2019年12月2日にメンタリストDaiGoさんも、この話題をもとに、Youtubeに動画をアップロードしています。そのなかで以下のように仰っています。
- フェイスブック(悪影響3位)
- スナップチャット(悪影響2位)
- インスタグラム(悪影響1位)
この3つのSNSを利用すると
『自分と他人を比較する』機会が増え、
私たちの人生をぶっ壊してしまう。
HSP気質でインスタの投稿や運用に苦しんでいる人は、ぜひ一度この動画を見てください。>>メンタリストDaiGo「やめると人生変わるSNSランキング」
DaiGoさんは早口なので、疲れたら速度を0.75倍にして再生してくださいね~
HSPさん向けのインスタ疲れチェックリスト
ここまでの説明で、インスタグラムが「心の健康に悪影響を及ぼす」ことをご理解いただけたかと思います。
じゃあ今、私はどれくらい悪影響を受けているの?
こんなことを気になりませんか?
そこで誠に勝手ながら(笑)私の経験則に基づいて、『HSP気質のインスタ疲れ度合いチェックリスト』を作りました!!
以下のチェックリストを見て、あなたに最適なインスタ対策を行いましょう!
注意:
あくまでもMaryの経験に基づいて作成したチェックリストですので、参考程度でお願い致します(*- -)(*_ _)
- インスタを見る時間が以前より増えた
- 睡眠時間が削られて、翌日体調が悪い
- いいねの通知が多くて、集中力が切れる
- 電車や乗り物でインスタを見ると酔う
- インスタを長時間見ると頭痛がする
- 肩こりや腰痛が増えた
- いいねが遅いと、周りから批判される気がする
- コメントやDMの返事に焦ってしまう
- いいねの数を他人と競っているような気がする
- 投稿を他人から監視されていると感じる
- 他人の投稿から、その人の感情を汲み取ってしまう
- 他人の投稿を見て落ち込むことが増えた
HSPさんがインスタに疲れたら行うべき3ステップ
さて、チェックリストをご覧いただけましたでしょうか?
それではステップ1から順番に解説します!
ステップ1:インスタグラムの通知をオフにする
- インスタを見る時間が以前より増えた
- 睡眠時間が削られて、翌日体調が悪い
- いいねの通知が多くて、集中力が切れる
- 電車や乗り物でインスタを見ると酔う
- インスタを長時間見ると頭痛がする
- 肩こりや腰痛が増えた
このような方は、まず最初にインスタグラムの通知をオフにしましょう。
通知をオフにすることで
- いいねが付くたびにスマホを触らなくて済む
- 家事や仕事などの作業を中断しなくてすむ
- 夜中の通知で睡眠を妨害されない
- 睡眠時間を確保でき、体調がよくなる
などのメリットがあります!
通知が減ると、当然インスタグラムの「いいね」やコメント、DMのお返事が遅くなります。周囲の人から「反応が悪くなった」とか「最近インスタ見てないの?」と言われることがあるかもしれません。
そんなときは「ちょっと仕事や家事が忙しくて」などの理由で周りからの圧力を回避しましょう。
ステップ2:インスタグラムをアンインストールする
- いいねが遅いと、周りから批判される気がする
- コメントやDMの返事に焦ってしまう
- いいねの数を他人と競っているような気がする
- 投稿を他人から監視されていると感じる
- 他人の投稿から、その人の感情を汲み取ってしまう
- 他人の投稿を見て落ち込むことが増えた
このチェックリストに該当した方は、HSP特有の「他人の感情に敏感」という気質が発動し、インスタグラムそのものに嫌気がさしているかもしれません。
そんなときは、インスタグラムのアプリをアンインストールしましょう。
アプリをアンインストールすることで
- 他人の投稿と比較しなくなる
- 他人を羨ましく思わない
- 気分の落ち込みが減る
- 周りの反応を気にしなくてもよくなる
- コメントやいいね返しへの焦りが無くなる
- 睡眠時間を確保でき、体調がよくなる
- 頭痛が減る
などのメリットがあります!
インスタグラムをアンインストールするとき、可能であれば「しばらくお休みします」と周囲に伝える、もしくは「休みます」と投稿しておきましょう。
今まで元気に投稿していた人が急に投稿しなくなると、周囲は「何かあったのかな?」と疑ってきます。人によってはLINEなどで「どうしてインスタ更新しないの?」と言ってくる人もいます。
HSPは他人からプライベートを探られることを嫌いますので、出来る限り自分から「休むこと」を伝えておきましょう。
その際は復活は1か月後です、などと言っておくと良いですよ(^-^)
ステップ3:インスタグラムのアカウントを削除する
さて、ステップ1・2と対応策をお伝えしてきました。
通知をオフにしたり、一定期間インスタグラムのアプリをアンインストールしたりすることで、少しインスタグラムの縛りから解放されたでしょうか?
それでもまだ
インスタしんどい!!
と思っている方。
もう観念してインスタグラムやめましょう。
インスタグラムをするための、身体と心が整っていない証拠です。
インスタグラム辞めたら嫌われるかも…
なんて考える必要はありません。
辞めても死なないし、辞めて嫌われるならそれは友だちではありません。
大事なのはあなたの心と身体です。
あなたが優先すべきは健康的な体と安らぐ心なのです。
HSPがインスタグラムをやめたら解放された!
私は、インスタに投稿された様々な煌びやかな写真を見ると、他人を羨ましく感じました。そして他人を羨ましく感じる自分がとても嫌いでした。
同時に、愚痴や文句、怒りの投稿を見ると「コメントしてあげたいけど、コメントすると感情移入して疲れるなぁ」と感じていました。
インスタグラムはとても素晴らしいコミュニケーションツールではありますが、嬉しい感情や悲しみ、怒りの感情すべてが、HSPの私にとって負担でした。
インスタグラムでしか繋がっていなかった人も多いのですが、自分の「インスタに疲れた」というSOSの感情を優先させました。(繋がってくださったみなさま、ありがとうございました)
いまはインスタグラムをアンインストールして通知や「いいね」義務がなくなり、自分の仕事や行いたいことに専念できています。*1
もし、この記事を見てくださっているHSPの方で、インスタに疲れてしまっているなら、一度インスタグラムという世界から離れてみてください。
離れて「またやりたい」と思ったのであれば続ければいいし、「疲れた」と思ったなら思い切ってやめてみましょう。
すべてはあなたの心ファーストですよ。
*1:ちなみにツイッターも通知はオフにしています